6.5 レーザ焼結法
レーザ焼結法も,パウダーベッドから積層して部品を作り出すことができる。しかし,レーザ焼結法では,使用する材料や溶融の程度が異なる。
⑴プラスチックのレーザ焼結法
プラスチックのレーザ焼結法では,一般にはポリイミドやポリスチレンなどの熱可塑性のプラスチックが使用される。粉末はしばしば他の成分も含む。アルミニウムを充填した小さなプラスチックボールでできているアルミデス(Alumides)は,その一例である。加工工程で,レーザビームは,表面のプラスチック層のみを溶融する。そして,小さな球状は凝縮してクラスター状になる。プラスチックのレーザ焼結法は,ラピッドプロトタイピングや少量の生産において採用される。積層の厚さは,0.05~0.2 mm程度である。プラスチックのレーザ焼結法で製造された部品は,DLFで製造された部品よりは大きい。加工速度は速く温度は低く,イナートガス雰囲気を必要としない。
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