キヤノンは,同社初となるゴルフ市場向け製品として,撮影機能付きのゴルフ距離計「PowerShot GOLF」を2024年7月下旬に発売すると発表した(ニュースリリース)。オープン価格。
ゴルフレーザー距離計は,ピンフラッグなどのターゲットに赤外線レーザーを照射し,跳ね返ってきた時間の長さによって,立っている位置からターゲットまでの距離を測定する。
コースの勾配を考慮した実際に打つべき距離である加減算距離を測定できるスロープ補正機能や,快適にターゲットに照準を合わせることが可能な手ブレ補正機能を搭載。さらに,電子ビューファインダー(EVF)の採用により,クリアな視界での円滑な測距を実現し,6倍/12倍(デジタルズーム)を切り替えることで遠くのターゲットも簡単に測距できるという。
ターゲットまでの正確な距離測定を実現するさまざまな機能を搭載することで,ゴルファーの適切なクラブ選択をサポートするとしている。
また,正確な測距機能や静止画・動画撮影機能を搭載しながら大きさ約31mm(幅)×約91.2mm(奥行き)×約58.9mm(高さ),質量約151g(カード含む)の小型・軽量ボディーを実現している。ズボンのポケットに収納しやすいコンパクトサイズのため,プレー中の動きを妨げることなく持ち歩くことができる。また,IPX4相当の防滴性能を搭載し,雨天時のプレー中にも使用することが可能だとしている。
さらに,電子ビューファインダー(EVF)からの風景と,その画面上に表示されるターゲットまでの距離情報を静止画・動画として記録することが可能だという。これにより,プレー後に本体やタブレット等で見返して振り返ることで,ショット前のシチュエーションを鮮明に思い出しながら,復習ができ,さらなる上達をサポートする。また,プレー中の様子やゴルフ場の風景などを撮影し,思い出として静止画・動画を残すことができるとしている。