米SEMIは5月1日(米国時間),2024年第1四半期(歴年)の世界シリコンウエハー出荷面積が前期比5.4%減の28億3,400万平方インチとなり,前年同期の32億6,500万平方インチから13.2%減となったことを発表した(ニュースリリース)。
それによると,ICファブの稼働率の継続的な低下と在庫調整により,2024年第1四半期はすべてのウエハーサイズでマイナス成長となり,ポリッシュドウエハーの出荷面積は,前年同期比でEPIウエハーよりも,わずかに減少したという。
注目すべきは,AIの普及がデータセンター向け先端ノードロジック製品やメモリの需要を押し上げており,一部のファブの稼働率が2023年第4四半期に底を打っていることだとしている。