AGC,太陽光パネルカバーガラスの実証試験に成功

AGCは,太陽光パネルのカバーガラスを原料としたフロート板ガラス製造の実証試験に,日本で初めて成功した(ニュースリリース)。

太陽光パネルは耐用年数が20~30年とされ,2030年代後半より年間数十万トンが廃棄される見込みとなっている。このうちカバーガラスは重量全体の約6割を占めており,産業廃棄物として埋め立て処理されることによる深刻な環境負荷が懸念されている。

カバーガラスにはガラスの透過率を高める成分が含まれ,これによりフロート板ガラスへのリサイクルは困難とされてきた。

今回の試験の成功を受けて,生産量の多いフロート板ガラスが,廃棄カバーガラスの水平リサイクルの受け皿となることが期待される。リサイクルの推進により,珪砂やソーダ灰など天然資源由来原料の節減,製造工程におけるGHG排出量削減につながるとしている。

今回使用したカバーガラス約5トンは,トクヤマの低温熱分解技術を用いて精製・供給されたという。

その他関連ニュース

  • EX-Fusion,レーザーフュージョン研究施設を開設 2024年04月05日
  • 積水化学ら,ペロブスカイト太陽電池の設置実証実験 2024年03月28日
  • NTTとオリンパス,クラウド内視鏡システムを実証 2024年03月28日
  • 岡⾕エレクトロニクスと横浜市,LiDARで交通量調査 2024年03月25日
  • 横浜市,交通量調査のICT化実験に向けた提案を募集 2024年03月18日
  • 東工大,高性能シリコン太陽電池製造手法を安全化 2024年03月14日
  • 日本学士院,日本学士院賞授賞を光研究2件に授与 2024年03月13日
  • DNP,両面採光太陽電池の発電を向上するシート発売 2024年03月07日