古河電気工業がスポンサーとなる,IEEE Photonics Society Women in Photonics Excellence Awardの初代受賞者への授賞式が11月13日にIEEE Photonics Conferenceにて行なわれた(ニュースリリース)。
IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)は電気・電子・情報工学およびその関連分野から構成される,世界中で42万人以上の会員を擁する世界最大の学会組織で,IEEE Photonics Societyはこの学会のフォトニクス領域を担う分科会。
同社は,通信用半導体レーザーをはじめとしたフォトニクス分野にて事業展開や学会活動をグローバルに行なっている。また,ダイバーシティ&インクルージョンの観点から女性の活躍を推進し,令和4年度に「なでしこ銘柄」に選定されている。
フォトニクス領域における貢献の一環として,同社はIEEE Photonics Societyにおいて,女性主導の卓越した技術的,教育的,また社会的貢献を表彰するため,同社がスポンサーとなってWomen in Photonics Excellence Awardを設立した。
この賞の表彰式が11月13日に米国フロリダで開催されているIEEE photonics Conferenceにて行なわれた。受賞者は,コロラド州立大学のカルメン・メノーニ特別教授。授賞理由は,重力波検出器や超高強度レーザーへのアモルファス酸化物コーティングの科学と応用への先駆的貢献,ならびに学生や若い専門家の参加を促進する模範的なリーダーシップに対して。
この賞のスポンサーを通じ,同社はフォトニクス分野での貢献とダイバーシティ&インクルージョンの推進を継続していくとしている。