独ヘレウスグループの日本法人であるヘレウスは,同社のノーブルライト事業部門を子会社であるヘレウスノーブルライトジャパンに対し,会社分割によって事業承継させると発表した(ニュースリリース)。
ヘレウスのノーブルライト事業部は,東京都文京区にあるアプリケーションセンターにおいて,紫外線(UV)硬化装置,赤外線ヒーターの加熱装置,キセノンフラッシュランプモジュールでの照射試験やその結果を基にした各種プロセスの確立,装置の設計・製作,メンテナンスなど,一貫したサポートを行なっている。
ヘレウス・ノーブルライトは,産業,化学,医療の分野で使用される真空紫外から中波長赤外線までの波長領域を網羅する工業用特殊光源を提供する,グローバルに活動するメーカー。
分析用ランプ,印刷業界向けのランプ,工業用加熱プロセス向けの赤外線ヒーター,アークランプやフラッシュランプ,水や空気除菌用製品,さらには疑似太陽光光源や光化学用のランプ製品を製造している。
なお今回の事業継承は,9月1日をもって行なわれるとしている