澁谷工業,半導体製造装置メーカーをグループ会社に

著者: 編集部

澁谷工業は,半導体製造装置メーカーである綜和機電と株式譲渡契約を締結し,半導体製造装置分野の製造販売の強化を図るために,グループ会社とすることを決定した(ニュースリリース)。

綜和機電はICパッケージを検査するテストハンドラ,ICパッケージにレーザマークするレーザマークハンドラを製造販売しており,近年は特にパワー半導体関連装置を主体に事業展開している。

パワー半導体は車載機器,産業機器,データセンターなどの新たな市場での成長が見込まれており,製造装置市場は2035年には2022年比2倍以上になると予測されている。

綜和機電はパワー半導体製造装置に必要となる大電流・大電圧測定技術を有しており高性能パワー半導体市場に強みを持つが,需要に対して生産が追いつかない状況となっているという。

同社のメカトロ事業部は,電子部品を検査するハンドラや半導体チップを基板に実装するフリップチップボンダなどを製造販売しており,また同社のグループ会社であるカイジョーは超音波を用いて半導体と基板とをワイヤで接続するワイヤボンダやその前工程製品のダイボンダを製造販売しており,これにより,新たな市場に進出するとしている。

同社は,今回のM&Aにより,各社の技術,生産および営業・サービス機能の活用を図りシナジー効果を生むことにより,急速に拡大を続けるパワー半導体向け製品を拡充し,シブヤグループの業容拡大に寄与するものと期待している。なお,パワー半導体製造装置の3年後の年間売上高は15億円を目指しているという。

綜和機電株式会社の概要は以下の通り。
所在地:埼玉県入間市上藤沢498
設立:昭和58年6月
資本金:100百万円
売上高:254百万円(令和4年9月期)
社長:山村 博
従業員:13人
事業内容:半導体製造/検査装置の設計製作及び販売

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