ウシオ,抗ウイルス・除菌用光源を広配光化

ウシオ電機は,抗ウイルス・除菌用紫外線技術「Care222」のコアとなる光源モジュールにおいて,従来のタイプよりも広配光となる「広配光タイプ」の量産を開始し,2022年3月より国内外に販売を開始することを発表した(ニュースリリース)。

同社の抗ウイルス・除菌用紫外線技術「Care222」は,波長222nmをピークに持つエキシマランプに特殊な光学フィルタを組み合わせることで,ヒトに悪影響を及ぼす230nm以上の波長をカットした,抗ウイルス・除菌技術。

同社は2020年4月より除菌装置を手がけるメーカー向けに機器組込み用の光源モジュールを販売しており,ロボットや照明一体型の除菌灯具などの様々な製品に搭載されているが,1台でより広い範囲に照射したいとの要望があったとし,また,有人下での紫外線照射においては,紫外線関連の暴露許容限界値の規格に準拠するため,間欠点灯などで照射量をコントロールする必要があったという。

そこで,同社では,新たな紫外線拡散技術を用いることで,配光角を広げることに成功。これにより,1台でより広い範囲に光を拡散させることが可能となり,また,投入電力を調節できる機能を備えたインバータも新たに開発することで,紫外線関連の暴露許容限界値の規格内でも有人下における常時照射の設定が可能となった。

今回のラインナップの追加により,最終製品のターゲットとするシチュエーションに合わせて適切なモジュールが選択可能になったとしている。

新モデル「広配光タイプ」の主な特長は以下のとおり。
・主に有人となる時間が多い環境や,常時除菌を行ないたいアプリケーション,機器への組み込み向け
・一般的な高さの天井に設置する機器への組み込み向け
・連続点灯が必要なアプリケーション向け

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