エドモンド,ハイパワーレーザー向け製品を発売

著者: admin

エドモンド・オプティクス・ジャパンは,高レーザー誘起損傷閾値(LIDT)の「非線形光学結晶」と,面粗さが極めて小さい「TECHSPEC スーパーポリッシュ基板」を販売している(ニュースリリース)。

「非線形光学結晶」は,β-バリウムボレート(BBO)かリチウムトリボレート(LBO)があり,20-10の表面品質を持つ反射防止(AR)コーティングを採用する。平面度は,BBO結晶がλ/8,LBO結晶がλ/10になる。10J/cm2(@1064nm,10ns,10Hz)までの損傷閾値があるこの結晶は,チタンサファイアやYbドープレーザーの周波数変換用に適しているという。

「TECHSPEC スーパーポリッシュ基板」は,1Å RMS以下の面粗さを両面に採用し,散乱を減らす,あるいはUVやハイパワーレーザーとの使用の際に非常に優れたウインドウ基板。こうした基板の低散乱性は,高品質なイオンビームスパッタリング(IBS)のARコーティングか反射コーティングでも理想的な基板オプションになるという。この製品のその他のアプリケーションには,キャビティリングダウン分光法,光波散乱計測,UVレーザー眼科手術があるとしている。

キーワード:

関連記事

  • ルーマニアに60億円規模の「ハイパワーレーザー光学センター」建設へ 日・ルーマニア協力が本格始動

    ルーマニアのブカレストにある極限レーザー核科学研究所で12月3日、総工費60億円の「ハイパワーレーザー光学センター」の起工式が行われた。式典にはルーマニア政府のCseke Attila-Zoltan開発・パブリック・管理…

    2025.12.03
  • 筑波大ら,放射線の種類で変わる結晶発光特性を発見

    筑波大学と東北大学は,Eu添加CaF2結晶にα線を照射すると,X線を照射したときよりも長い波長の光が多く発生することを世界で初めて発見した(ニュースリリース)。 シンチレータは放射線のエネルギーを光に変換する物質。その中…

    2025.09.10
  • 東大ら,分光法で界面水のクラスター構造を解析

    東京大学,東京理科大学,高輝度光科学研究センター,北里大学,広島大学,長崎大学は,新しいタイプの多孔性結晶を創出し,その結晶に含まれる界面水が温度や界面からの距離に依存した動的挙動を示すことを明らかにした(ニュースリリー…

    2025.09.08
  • 静岡大ら,光を消すと結晶がジャンプする現象を発見

    静岡大学,高知工科大学,東京科学大学は,新規結晶アクチュエータの開発に成功した(ニュースリリース)。 有機分子からなる結晶は,もろく壊れやすいと認識されてきた。しかし近年,温度や光,力などの外部刺激によって結晶が曲がった…

    2025.07.08
  • 東大ら,ナノシート酸化物半導体トランジスタを開発

    東京大学と奈良先端科学技術大学院大学は,原子層堆積法を用いて結晶化した酸化物半導体を形成する技術を開発し,トランジスタの高性能化と高信頼性化を実現した(ニュースリリース)。 データセンターやIoTエッジデバイスをインフラ…

    2025.06.10
  • 阪大ら,パワーレーザーで宇宙線の選択的加速を観測

    大阪大学,先導的学際研究機構らの研究グループは,2種類のパワーレーザーを用いたレーザー宇宙物理学実験を実施し,宇宙プラズマ衝撃波による宇宙線の選択的加速の実験室での観測に世界で初めて成功した(ニュースリリース)。 宇宙プ…

    2025.05.08
  • Neg,高出力レーザー対応光アイソレーターを展示

    日本電気硝子(Neg)は,2025年4月23日(水)〜25日(金),パシフィコ横浜で開催される光技術専門展「OPIE’25」に出展(ブース番号:P-31),高出力レーザー対応光アイソレーターを初展示する(ニュースリリース…

    2025.04.21
  • 東大ら,結晶成長における不純物の影響を可視化

    東大ら,結晶成長における不純物の影響を可視化

    東京大学と中国復旦大学は,単一粒子レベルで不純物の輸送を可視化し、結晶成長が「連続成長」と「溶融・再結晶化」に分岐することを発見した(ニュースリリース)。 結晶成長は,材料科学や工業プロセスにおいて極めて重要な現象であり…

    2025.04.17

新着ニュース

人気記事

新着記事

  • オプトキャリア