国連は5⽉18⽇に開催した総会において,2022年を「国際ガラス年」として宣⾔することと採択した(ニュースリリース)。
国連はある特定分野の活動について,その国際社会への貢献を周知,促進するため,1959年より「International Year」を宣⾔している。国際ガラス年は,世界79か国から国際ガラス委員会(International Commission on Glass:ICG)に集まった1500通を超える賛同書をもとに様々な活動が⾏なわれ,今回の国連での採択に⾄ったという。
日本国内においては,⽇本セラミックス協会内に国際ガラス年実⾏委員会を組織し,ガラス産業連合会,ニューガラスフォーラムとともにその活動に参加してきた。
⾝近な⼯業製品から最先端の科学を⽀える材料,あるいは造形・美術の領域に⾄るまで,現代社会においてガラスは実に幅広い場⾯で活躍している。2022年には国際ガラス年を記念した各種イベントが国内はもとより,世界各国で予定されている。⽇本セラミックス協会では準備期間も含め,その情報発信に努めていくとしている。