ルーシッドビジョンラボは,高速伝送が可能な5GBASE-T(IEEE802.3bz準拠)の「Atlas」シリーズにIP67対応モデルを順次追加していくことを発表した(製品ページ)。
同社はこれまで「Factory Tough」なカメラとしてIP67対応のPoE GigEカメラ「Triton」シリーズを販売。防水・防塵に加え,耐衝撃性や耐振動性に優れた高信頼性のカメラとして,さまざまな環境下でユーザーに使用されていたという。
一方,GigEカメラは他のカメラI/Fに比べデータ転送の帯域が狭いため,高速化・高解像度化に課題があったとし,今回ユーザーや市場からの要望に応え,「Atlas」シリーズにIP67対応モデルを追加することにしたとしている。
この製品の主な特長は以下のとおり。
・USB3よりも高速な5Gb/sの高速伝送なI/F(IEEE802.bz準拠)を採用
・電源をEtherケーブル経由で給電するPoE(Power over Ether)対応
・「Factory Tough」な構成を「Triton」シリーズより継承。防水・防塵をIP67等級で実現
・耐振動性,耐衝撃性試験を実施し,堅牢で高信頼性なカメラを実現