北陽電機,AGV/AMR向けLiDARを発売

北陽電機は,AGVや自律移動ロボット(AMR)に最適な測域センサー(LiDAR)「USTシリーズ」に新たな機能を追加した新製品「UST-30LC」を4月に発売する(ニュースリリース)。

同社はシリーズ最上位機種として,自律移動ロボットに必要とされる検出性能と屋外でも使用できる環境性能をコンパクトなサイズで実現した「UST-30LX」を2020年7月に発売した。この製品は検出物の位置情報をEthernetインターフェースにより出力する「データ出力タイプ」だったが,新製品は「データ出力タイプ」の機能に加えて,あらかじめ設定した検出エリアに対象物がある場合に信号を出力する「エリア設定タイプ」の機能を追加した。

自律移動ロボットは周囲の環境を認識しながら地図(マップ)を作成するとともに,自分の位置を認識(SLAM)しながら目的地まで移動する。同時に走行中に周辺の障害物を検出し回避する必要がある。

新製品は「データ出力」,「エリア設定」の二つのモードを使うことで自律移動ロボットに必要な両方の機能を1台のセンサーで実現する。さらに,「UST-30LX」で0.25°だった角度分解能は0.125°となり,さらに高精度な検出が可能となっている。

その他,検出距離は30m,検出範囲は270°,サイズはUSTシリーズと同じ(寸法W50×D50×H70)となっている。。

キーワード:

関連記事

  • 九州大学など、波長・位相を制御可能な次世代VCSELを開発へ

    九州大学大学院総合理工学研究院・教授の濱口達史氏と、みらい創造インベストメンツが共同代表者として申請した「パラメータ制御機構を内在するレーザー素子の実現と時空計測用途に向けた社会実装」が、科学技術振興機構(JST)の「デ…

    2026.10.06
  • 【解説】半導体を支える「光」 熊本県立大の新学部から見る半導体とフォトニクスの接点

     熊本県立大学は2026年9月1日、文部科学大臣から「半導体学部半導体学科」の設置認可を受けた(ニュースリリース)。2027年4月に開設し、1学年60人、教員16人体制で半導体分野の人材育成に取り組む。  「半導体学部」…

    2026.09.23
  • 【解説】光技術はこれからの安全保障をどう支えるのか

    防衛省は、令和8年版防衛白書を公表した(ニュースリリース)。今回の白書は「未来につながる安全保障」をテーマに、日本を取り巻く安全保障環境を分析するとともに、防衛力を支える技術力や産業基盤の重要性を取り上げている。 防衛白…

    2026.08.05
  • Orbital Lasers、宇宙用レーザー技術を活用した衛星LiDAR事業を紹介【光・レーザー関西2026】

    特別企画「航空・宇宙×光」ゾーンに出展しているOrbital Lasersは、宇宙用レーザー技術を活用したスペースデブリ(宇宙ごみ)除去と、衛星LiDARによる地球観測の取り組みを紹介している。 同社の技術開発は、スカパ…

    2026.07.16
  • 弘前大など、UAV LiDARで地すべりの地下構造を推定

    弘前大学は、ドローン搭載レーザー計測(UAV LiDAR)で取得した地表面データから、地すべりの地下にある「すべり面」の形状を推定する新たな技術を開発したと発表した(ニュースリリース)。 図 ドローン×3D解析による、す…

    2026.06.23

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア