仏ルミバードは,同社のパルスYAGレーザーと組み合わせた「光パラメトリック発振器(OPO)」の商品化に関して独GWU-Lasertechnikと契約合意したことを発表した(会社HP)。
これにより,ルミバードのパルスNd:YAGレーザー製品群に波長可変OPOシステムが含まれることになるという。
GWU-LasertechnikはOPOソリューションで高い実績があり,同社のシステムは業界実績のある「Q-smart」または「Merion」シリーズで励起され,紫外から中赤外までの可変波長領域を提供する,分光,医療用途などにおいて優れた製品だとしている。
新製品の主な特長は以下のとおり。
・UV(190nm)から中赤外(2.7µm)への可変波長域
・高速で正確な自動波長掃引
・優れた空間モードとスペクトル品質
・高出力仕様:「Q-smart」シリーズ励起,高繰り返し仕様:「Merion」シリーズ励起