KDDIは,中国Nrealと共同で開発したスマートグラス「NrealLight(エンリアルライト)」を2020年12月1日から発売開始する(ニュースリリース)。価格は69,799円(税込み)。
この製品は,5Gスマートフォンに接続するだけで,手軽に5GとXR技術を組み合わせたリッチな映像体験が可能になる。メガネのように折りたたむことが可能で,かけやすいコンパクトなデザインが特長。スマートフォン接続型とすることで,従来のコンピューティングユニットを別に用意するタイプや,一体型のスマートグラスと比較し,持ち運びが容易となる軽量・小型化を実現しているという。
また,従来のAndroidアプリケーションをグラス内で起動し,プライベートなセカンドスクリーンとして利用できるミラーリングモードや,グラス内で空間上に映像を映し出すMR (Mixed Reality)モードを実装。これにより,目の前に100インチ規模のプライベートな仮想スクリーンを広げることも可能で,動画視聴やゲームを自由な姿勢で楽しむことができ,没入感のあるリッチな映像体験が可能になる。また,AR(拡張現実)コンテンツのような,現実空間とデジタル情報を融合するXR技術をより自然に体験することができるという。
さらに,今後ARを用いた作業マニュアルの表示といった遠隔作業支援などのビジネスシーンでも使用できるデバイスとして,法人ユーザーにも提案していくとしている。
このスマートグラスの主な仕様は以下の通り。
重量 | 約106g (ケーブル含まず) |
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対応視野角 | 約52度 |
搭載カメラ | 3基 |
接続 | USB-C接続 |
機能 |
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