エドモンド・オプティクス・ジャパンは,独AdlOptica製レーザービームシェイパーの販売を開始した(ニュースリリース)。
ビーム整形は,産業および科学的レーザーオプティクスアプリケーションの広い範囲に多くの利点がある。ガウシアン分布を有する入射ビームをフラットトップビームに変換することによって,材料加工の切断品質の向上やSN比の改善に加え,性能を維持しながらより安価なレーザーを使用することが可能になる。
「AdlOptica π Shaper フラットトップビームシェイパー」は,光路内で焦点を結ぶことなくガウシアンビームプロファイルをフラットトップビームプロファイルに変換するため,ハイパワーレーザーアプリケーションに適している。長い距離にわたって安定性があり,一般的なYAG,ファイバー,およびCO2レーザー光源の設計波長別にラインナップしているという。
「AdlOptica Focal-π Shaper フラットトップビームシェイパー」は,ガウシアンビームをエアリーディスクプロファイルに変換。一点集光後,エアリーディスクビームはフラットトップの集光スポットになる。一般的なYAG波長で,3~23mmのビーム径に対応する複数のデザインをラインナップしているという。