オプトサイエンス,フレキシブルな非球面ビーム形成システムを発売

オプトサイエンスは,独Asphericon社製の,非球面オプティクスでフレキシブルかつ頑強なビーム成形が可能な非球面ビーム形成システム「TopShape」と「AiryShape」の取扱を開始した(製品ページ TopShape / AiryShape)。

測定技術や生物学の分野では,最適な照明を得るためにレーザビームプロファイルの均一性が常に求められる。材料加工においては,トップハット型ビームを使って材料に対する熱の印加や加工速度を最適化することができる。

ガウシアンビームのプロファイルは,そのフレキシブルな特長から,産業および研究分野で広く使用されているが,ビームプロファイルが不均一であったり,ビーム端で高エネルギーが欠如してしまうために,受け入れられないというアプリケーションもあった。

「TopShape」と「AiryShape」は,コリメートされたガウシアンビームプロファイルのビームを,コリメートまたは集光されたトップハット強度分布へと変換するビーム形成システム。

「TopShape」は,可変距離でのトップハット型強度分布を生成する。システム全長は約80mmで,これは市販されているほとんどのシステムの半分の長さ程度。ビームを再分配する非球面オプティクスの製造技術の進歩によって,制限を取り除くことができるようになった。

「AiryShape」無限焦点ビーム成形システムは,3~300mm(FWHM)範囲の均一な強度分布を生成することができ,最大径約1mm(FWHM)までの小さなトップハットプロファイルの生成が可能となっている。集光レンズの焦点面にトップハットビームプロファイルを生成する他,異なる作動距離では異なるビームプロファイルを生成することもできる。

この2つのシステムは,出力ビーム直径を拡大するか縮小するかによって区別して使用する。共に高い柔軟性により,コリメートされたレーザビームだけでなく,ファイバカプリングされた光源も使用することができる。さらに、入力および出力ビームはスケーラブル(拡大縮小可能)で,1台のビーム成形システムだけで幅広いトップハットサイズをカバーすることができ,非常にフレキシブルなシステムレイアウトが可能となっている。

キーワード:

関連記事

  • 防衛装備庁、令和7年度終了評価を公表 光・量子・先端材料で注目研究者並ぶ

    防衛装備庁は2026年4月、安全保障技術研究推進制度(いわゆる防衛省ファンディング)における令和7年度の終了評価結果を公表した(関連HPはこちら)。 今回の評価では、令和6年度までに終了した19件の研究課題が対象となり、…

    2026.04.16
  • なぜ今「量子」なのか OPIE’26で新フェア、産学官が本格連携

    2026年4月22日から24日までパシフィコ横浜で開催されるアジア最大級の光技術展示会「OPIE’26」において、最大の注目は新たに新設される「量子イノベーションフェア」である。本フェアは、国内最大級の産学官…

    2026.04.15
  • マイクロエプシロン、150kHz・サブミクロン精度のレーザー変位センサ「optoNCDT 5500」発売

    Micro-Epsilon Japan(マイクロエプシロン)は、ハイエンドアプリケーション向けの新型レーザー変位センサ「optoNCDT 5500」の販売を開始した(ニュースリリース)。本製品は、サブミクロン単位の精度と…

    2026.04.14
  • エスク、鳥害対策レーザー装置の最新モデルを発売

    空調システム・鳥害防除事業などを手掛けるエスクは、鳥の飛来を防止するレーザー装置「バードストッパー・レーザータイプ」の最新モデルを販売開始した(ニュースリリース)。 近年「鳥害」という言葉をよく耳にするが、鳥による被害は…

    2026.04.14
  • ウシオ電機、車載規格に準拠した高光出力赤色レーザーを発売

    ウシオ電機は2026年3月、車載グレードの信頼性基準であるAEC-Q102に準拠した波長642nmの赤色レーザーダイオード「HL63723DGAM」を新たに製品ラインアップに加えた(ニュースリリース)。 本製品は、202…

    2026.04.08

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア