宇部エクシモら,シリカ微粒子の水分保持機能を向上

宇部エクシモは,豊橋技術科学大学と共同で,水分保持機能を向上させた高純度シリカ微粒子「ハイプレシカ®」を開発した(ニュースリリース)。

この粒子は,シリカ粒子にシリカとアルミナの複合酸化物を被覆した複合粒子で,飽和吸水状態の粒子を加熱した際の脱水速度を従来品と比較した場合,この粒子は従来品に比べ,脱水速度が遅く,脱水状態となるまで2倍以上の時間を要し,一度吸湿した粒子中の水分が放出され難いという。

2者は,この粒子は粒度分布が非常に狭く,かつ高純度であることから,主用途の液晶ディスプレーパネルのギャップ材以外にも,各種樹脂材料を高機能化するフィラーとして用いられるとしている。

キーワード:

関連記事

  • 京大ら,シリカのキラル光学信号発現と増幅起源解明

    京都大学と仏CNRS大学は,シロキサン環構造の立体配座に着目し,シリカのキラル光学信号の発現と信号増幅の起源を明らかにした(ニュースリリース)。 キラルな分子集合体を鋳型に用いたソルゲル法により合成されるシリカは,キラル…

    2025.09.01
  • 弘前大,強靭な高分子材料の構造を放射光により解明

    弘前大学の研究グループは,強靭でありながらリサイクル可能な高分子微粒子材料の構造を評価し,強靭化メカニズムを解明した(ニュースリリース)。 以前,信州大学の研究グループは,工業的に多く使用される高分子材料の原料であるアク…

    2024.10.18
  • 産総研ら,サンゴで生じる結晶微粒子を可視化

    産業技術総合研究所(産総研),北里大学,日本電子,琉球大学,生理学研究所は,生体のサンゴ稚ポリプの石灰化中心の直接観察に成功した(ニュースリリース)。 サンゴの骨格は年輪を刻みながら成長するため,数百年間の環境記録を保持…

    2024.08.27
  • JASRIら,X線小角散乱法で触媒の白金粒子だけ可視化

    JASRIら,X線小角散乱法で触媒の白金粒子だけ可視化

    高輝度光科学研究センターと技術研究組合FC-Cubicは,X線小角散乱法を用いて,燃料電池等に用いられる触媒中の白金粒子だけを可視化し,その粒径などを正確に計測する技術を開発した(ニュースリリース)。 燃料電池において,…

    2024.02.26
  • 京大,透明かつ曲げ変形が可能なエアロゲルを作製

    京都大学の研究グループは,ガラスのように透明かつ曲げ変形が可能な低密度多孔体(エアロゲル)の作製に成功した(ニュースリリース)。 断熱材の高性能化は,住宅やビル,工場,乗り物,物流などの分野においてエネルギー効率を高め,…

    2024.01.22

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア