トリナ・ソーラー,c-Si太陽電池で変換効率24.58%

トリナ・ソーラーは,2019年5月28日,高効率のN型単結晶シリコン(c-Si)i-TOPCon(Tunnel Oxide Passivated Contact:量産型)太陽電池セルで,変換効率24.58%という世界記録を樹立したことを発表した(ニュースリリース)。

今回,世界記録を達成した両面発電型セルは,244.62cm2の大型サイズのウエハーに,表面にボロンエミッタと裏面にパッシベーション膜を用いた高度なi-TOPCon技術を用いて,低コストな量産プロセスで製造された。

両面発電型セルは,表側の変換効率が24.58%を達成した。この結果は,ドイツの独立認定機関「ISFH CalTeC」によって確認されたとしている。

その他関連ニュース

  • PXPら,曲がる太陽電池で研究開発プロジェクト採択 2024年07月16日
  • NIFSら,ナノ秒紫外レーザーでPVにナノ構造を形成 2024年07月11日
  • 東京都港湾局と東芝,ペロブスカイト太陽電池を検証 2024年07月01日
  • 【解説】伸縮可能な太陽電池が衣服を電源化する? 2024年07月01日
  • 京セラら,軽量太陽光発電システムの実証実験を実施 2024年06月13日
  • 2040年新型・次世代太陽電池市場,2兆4,000億円 2024年05月29日
  • 阪大,赤外光で発電する透明な太陽電池を開発 2024年05月23日
  • カネカと大成建設,太陽電池モジュール販売会社設立 2024年04月17日