シグマ光機は,本社・日高工場(埼玉県日高市)内に光学素子・薄膜製品,光学システム製品などを製造する新工場棟を建設すると発表した(ニュースリリース)。
今回の新工場棟の建設は,今後さらなる技術革新が続き大きな成長が見込まれる最先端の光技術分野でニーズが高まっている,より高品質・高付加価値な光学部品,光学モジュール・光学システム製品の生産能力の増強と,本社・日高工場内生産設備の再配置や自動化・高速化設備の導入などによる生産性の向上を目的としたもの。新工場棟の建設により,市場と顧客の需要に迅速に対応することで,中長期における持続的成長を目指すという。
新工場の延床面積は2,852.96m2(予定)で,総投資額は約10億円(建物のみ)。工事期間は,着工が2019年3月,竣工は2020年2月を予定している。なお,新工場棟の建設に伴う,平成31年5月期の連結および単体業績に与える影響は軽微であるとしている。