竹中システム機器は,デジタルラインスキャンカメラ「TL-8K35AGE,TL-4K7AGE,TL-2K7AGE」の3機種を発売した(製品ページ)。
画素数8,192の「TL-8K35AGE」,4,096の「TL-4K7AGE」,2,048の「TL-2K7AGE」の3機種で,最大スキャンレート48kHzの高解像度・高速走査のCMOSラインスキャンカメラとなっている。
GigEインターフェースを採用し,中継なしで100mの画像伝送が可能で,CMOSリニアイメージセンサの搭載により,高速動作が可能となっている。
特長として,水平・垂直ビニング機能の使用により感度アップが可能,高密度画素配列による高精細な画像,グローバルシャッタ機能及びFFC機能の搭載,アンチブルーミング機能の搭載,汎用性の高いFマウントの採用,DC12Vの単一電源での動作,小型・軽量などがある。
用途として,画像検査などの画像処理装置の入力機器,半導体ウエハ・液晶パネルの検査機器用途,外観検査や各種寸法測定などの計測装置の入力機器,シート状物体表面検査装置の入力機器,高画質のパターン検査装置入力機器,その他コンピュータと接続して行なう画像処理用途などを想定している。