【OPTO TAIWAN】レーザー用蛍光体大手の台灣彩光科技

2009年設立の新興の光学部品メーカーである台灣彩光科技は,レーザープロジェクター向けの蛍光体を展示している。同社のワールドワイドでのシェアは70%にのぼるとしている。日本ではカシオ,NEC,エプソンに対して取引実績を持つという。

同社では現在,次なるアプリケーションとしてレーザーヘッドランプに注力しており,大手ディスプレイメーカーのAUO(友達光電)も出資するLEDメーカー,LEXTARが開発を進めるレーザーヘッドランプでの採用について具体的な話を進めているという。

レーザーヘッドランプは放熱の問題などがあるが,同社の蛍光体は独自の技術によってこれを解決しているという。小型で低消費電力という長所から,EVでの採用も進むと見ており,世界がその有効性に注目する前に技術を確立してしまいたいとしている。

同社では他にも照明装置向けなどの光学部品を生産しており,中国企業との間で照明器具の合弁会社を設立する動きがあるほか,医療用照明の分野では,独OSRAMと協業しているという。

キーワード:

関連記事

  • 今回開発した“トップエミッション型” 深紫外LEDの模式図

    NICT、トップエミッション型の深紫外LEDを開発 従来構造比で電力変換効率35%向上

    情報通信研究機構(NICT)は、LEDチップを上面から光を取り出す「トップエミッション型」の深紫外LEDを開発した。電極と光取り出し部に独自の素子構造を設け、従来構造の深紫外LEDより約35%高い電力変換効率を実証した(…

    2026.10.28
  • 日亜化学工業「NVSU434A」シリーズ

    日亜化学、効率2倍・出力3倍の高性能UV-LEDを開発 300nm帯の製品群を拡充

    日亜化学工業は、300nm帯の高効率・高出力UV-LED「NVSU434A」シリーズを開発し、2027年1月に発売する予定だ。ピーク波長308nmと330nmの製品では、従来製品比で約2倍の発光効率と約3倍の光出力を実現…

    2026.10.21
  • 電通大と日亜化学、全固体電池向け軽量固体電解質を開発

    電気通信大学・教授の中村淳氏と日亜化学工業の市川諒英氏らの共同研究グループは、軽元素を主体とした新しい固体電解質材料「RbLi(Li₃SiO₄)₂」を合成し、そのリチウムイオン伝導特性と伝導機構を解明した(ニュースリリー…

    2026.10.16
  • 日亜化学、植物育成用LEDで園芸売り場の商品ロス削減・売上増を確認 

    日亜化学工業は、植物育成用LED「Hortisolis™」を搭載した照明を園芸売り場に設置して実証試験を行ない、植物の廃棄削減と売上向上を確認した(ニュースリリース)。 小売店の園芸売り場では、自然光が十分に得られないこ…

    2026.10.08
  • 【解説】半導体を支える「光」 熊本県立大の新学部から見る半導体とフォトニクスの接点

     熊本県立大学は2026年9月1日、文部科学大臣から「半導体学部半導体学科」の設置認可を受けた(ニュースリリース)。2027年4月に開設し、1学年60人、教員16人体制で半導体分野の人材育成に取り組む。  「半導体学部」…

    2026.09.23

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア