エドモンド・オプティクス・ジャパンは,「TECHSPEC® 超小型対物レンズアッセンブリ」の発売を開始した(ニュースリリース)。
この顕微鏡アッセンブリは,エドモンドオプティクス製品の中で最も小さい対物レンズであり,同等の作動距離,倍率,解像力を持つ対物レンズとしては最も短くかつコンパクトと見なせる製品だという。
様々な延長チューブの使用により異なる倍率への変更が容易に可能。NAや作動距離も,対物レンズ内の光学系を変更することで調節可能となる。小型軽量のパッケージながら回折限界に近い解像力を備え,幅広いアプリケーションにおいて最大限の精密性を提供するとしている。
有限系でデザインされているものの,無限系の対物レンズと同様の解像力を示す。結像レンズを持ち入らず画像を得ることができる。
2Xの光学倍率でデザインされており,オプションの延長チューブを用いることで4X,5X,10,15X,20Xで光学倍率の設定が可能となる。2X時の鏡筒長は10.8mmと最も短く,20X にした時の鏡筒長はおおよそ180mmとなる。
欧州RoHS 指令に適合しており,2種類の倍率と,8mm及び10mmの焦点距離の4 種類のタイプをラインナップ。11.4mmと9.9mmの作動距離で2種類の異なる開口数を備える。
8mmと10mmのレンズに対し,5種類のCマウント延長チューブを使用することで,倍率が各々2X,4X,5X,10X,20Xの計10種類のモデルをラインナップする。