リコー,デジカメ三次元測量システムを発売

リコーは,2台のデジタルカメラで三次元測量をするシステム「RICOH G800ジオショット3Dキット シリーズ」を3月14日より発売した(ニュースリリース)。価格は構成により,905,000円および980,000円。

従来の測量作業は,複数人による手作業で行なうか専用の測量機器や高価な3Dレーザースキャナーが必要だった。同シリーズは,2台のデジタルカメラで撮影した画像から距離,面積,角度などの計測を可能とした。また,撮影するだけなので,測量の専門知識も必要ない。

計測範囲は,カメラ前面から奥行き5m~15m,計測誤差は垂直水平方向標準偏差±4cm以内。奥行方向標準偏差±6cm以内(計測範囲内の標準偏差は,同社指定条件による参考値)。

現場で計測箇所の写真撮影を行ない,後から,エヌ・ティ・ティ・インフラネットが開発したパソコンのソフトウェア「ジオショット3D」上で距離などを計測できる。

車や人の通行を遮断しなくてはならない道路内の計測,長時間の作業が作業員の負担となる現場,測量ポールやメジャーが届かない場所や立ち入りが危険な場所など,これまで計測が困難だった場所での測量を素早く安全に行なうことができるという。

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