古河電工とファナック,ファイバレーザのLDメーカを設立

ファナックと古河電気工業(古河電工)は,産業用光ファイバレーザの基幹部品である高出力レーザ・ダイオード・モジュール(LDM)の開発,製造を行なう新会社,FFレーザを7月31日に設立した(ニュースリリース)。

両社は,切断や溶接用途として,金属加工分野で急速に普及が進んでいるファイバレーザの基幹部品であるLDMの合弁会社設立に2015年4月に上期中の設立で基本合意し,準備を進めてきた。合弁会社には,ファナック,古河電工が各50%出資(資本金450百万円)し,両社から役員を選任している。

FFレーザは,ファナックの自動製造技術,古河電工の高出力半導体レーザ技術という両社の技術力を融合し,産業用高出力LDMの量産とLDM高出力化を目指す。