フリアー,高解像度サーモカメラを発表


米フリアーシステムズは,高解像度カメラ「FLIR A8580」シリーズのサーモグラフィカメラを発表した(会社HP)。

この製品は,1280×1024素子130万ピクセルの冷却型カメラで,さまざまな産業,軍事,科学,製造業の研究開発用途向けに設計されている。シリーズには「中波長赤外線MWIRタイプ」に加えて,素子間感度バラツキの均一性と安定性に優れた「長波長赤外線LWIRタイプ」がある。LWIRカメラは温度校正範囲が広く,カメラの設定を変更せず低温から高温まで幅広い温度範囲を一回の撮影で画像取得できるという。

MWIR,LWIRともに1280×1024ピクセルの鮮明なサーモグラフィ画像を提供。また,焦点距離200mmの望遠レンズから,非常に小さな対象物の画像を撮影可能な3x顕微鏡レンズまで取り揃えたレンズオプションによって,さまざまな距離,大きさの対象物を撮影可能だとしている。

高速応答時間と先進的なトリガーオプションにより,高速移動対象物のぶれのない鮮明な画像を取得でき,急速な温度変化を正確に測定することができる。またフィルターホイールを内蔵し,手動で減光フィルターを交換しなくても,ボタンを押して標準と高温の温度範囲を素早く切り替えられるという。

先進的な機能を搭載しながらも接続と制御がシンプルになるように設計されているため,設定および試験の開始が容易。カメラがすぐに起動して,「FLIR Research Studioソフトウェア」を実行中のコンピューターにGigabit EthernetまたはCoaXPress経由で接続する。この付属のソフトウェア上で,複数のフリアーシステムズのカメラと記録ソースから同時に,カメラのライブ画像の閲覧,画像ストリーミングの記録,温度データの評価を行なえるとしている。

その他関連ニュース

  • FLIR,故障個所検出用サーモカメラを発売 2021年01月29日
  • 損保大手,コニカミノルタとガス検知サービス開始 2021年01月13日
  • NIMSら,無毒な直接遷移型の近赤向け半導体を発見 2020年12月15日
  • 【光技術フェア】オフィール,各種IRレンズを展示 2020年11月12日
  • 筑波大ら,赤外素子となるバイオマス材料を開発 2020年10月28日
  • NEC,顔認証+サーマルカメラの実証実験開始 2020年09月29日
  • 電通大ら,シリコンの高感度赤外線受光素子を開発 2020年09月17日
  • NTT-AT,AIサーマルカメラの販売開始 2020年09月15日