阪大ら,アモルファス太陽電池で変換効率9%超を実現


大阪大学の研究グループは,独マックスプランク高分子研究所と共にアモルファス特性を持つ有機薄膜太陽電池材料の高性能化に成功した(ニュースリリース)。

これまで,太陽電池は,結晶性ポリマーの太陽電池材料を用いることで10%を超える光電変換効率が得られることが知られていた。これは太陽電池の薄膜活性層での効率的な正孔と電子の移動に有利であるため。

これに対して研究グループでは,マックスプランク高分子研究所とともにアモルファスポリマーにおいても高移動度化により太陽電池の高性能化が可能になるのではないかと考え材料開発を展開した。その結果,光電変換効率が9%を超える太陽電池素子の作製に成功した。

今回開発したアモルファスポリマー材料を用いると結晶性ポリマー材料よりも簡単に,再現性の高い薄膜を作製することができる。この研究成果により,有機薄膜太陽電池作製法が簡便化されることが期待される。また大面積化の太陽電池の作製もこれまでより容易になることが期待されるとしている。

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