円安関連の話題が目につきます。4月末,1ドルは一時160円を突破した後,乱高下を繰り返しています。5 月の連休,海外旅行された方々は大きな不利益を被られたかもです。円安は一部の輸出産業にとっては追い風でしょうが,輸入商品やサービスの価格は上がるし,資源輸入国である日本にとっては物価上昇の原因となって,例えば,実質賃金増加の可能性はますます遠のきます。
ここ数年続いているエネルギー価格の高騰も,緊迫した世界情勢もあって,収まりそうにありません。経産省は2040 年の電源構成がどうあるべきかについての議論を始めます(日経,2024/04/15)。
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