本年元日,大きな地震に見舞われた能登半島では,ライフライン,特に上下水道の復旧に時間がかかっています。一部地域では,仮復旧が4 月以降にずれ込む見込みとのこと,他所に避難中の方々も,水が使えなくては,帰りたくても帰れない状態だと推測されます。
地震直後には,能登半島の広い地域で通信網の断絶が問題になりました。崖崩れや道路の崩壊で孤立してしまった人々の把握にも,かなりの日数を要しました。設備の損傷や基地局の停電で,総務省によると,停止した通信基地局は最大で約850 カ所に上ったとのことです。
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