ビッグバン宇宙論が揺らいでいる,とのことです。昨年6月頃から本格的に観測を始めたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)は,これまでとは比べ物にならない高い探査能力を発揮して,従来理論ではあるはずのない,ビッグバン直後の,大きく発達しきれいにうずまいた銀河や,高速で飛び去る銀河を,幾つも見つけているようです。
ビッグバン理論の修正は不可避だと書かれています。素人考えですが,これを契機に,宇宙に広がっているかもしれないダークマターや,宇宙が加速膨張する原因になっているかもしれないダークエネルギーに関して,より深い理解が得られればと期待しています。
さらに願わくは,相対性理論と量子力学との整合性が多少とも良くなって,波束の収縮や時間反転,因果律の破綻などが,もう少し気持ち良く整理されれば,と切望しています。実際,例えば地球を周回する衛星間や,衛星・地上間の,時刻同期や単一光子ビーム検出などについて,現状,筆者には,納得感のある説明が得られていなくて,違和感を否定できません。
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