店主たちは,黙ってじっと座っていたり,タバコをふかしていたり,何かを食べていたり,客そっちのけで友人と会話していたりと様々だ。それらの店の間を多くの人たちが行き来して,真剣に品定めをしている。
そんなごった煮状態の中を歩いていたら,アンティークなカメラを並べている店を見つけた。テーブルの上には1900年代前半のスプリングカメラやボックスカメラが並べられている。
スプリングカメラというのは,レンズがボディに収納されていて,撮影時にはそれが蛇腹とともに飛び出すタイプのものだ。レンズを畳むとコンパクトになるため,持ち歩きの高級カメラとして一世を風靡した。
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