独TRUMPFは、2Dレーザー切断機「TruLaser 8000 Power Edition」を発表した(ニュースリリース)。

50kWのファイバーレーザーを搭載し、同社がこれまで工作機械向けに提供してきた最も高出力なレーザーの2倍を超える出力を実現した。最大80mm厚の金属板の切断に対応する。

同社によると、高出力レーザー切断では、単にレーザー出力を高めるだけでなく、そのエネルギーを加工対象へ効率的に伝え、切断品質や加工速度、プロセス安定性を確保することが重要になる。同機は50kWの高出力と高精度、高速加工、加工品質、プロセス信頼性を組み合わせたとしている。
特に材料厚10mm以上の加工で高出力化の効果を発揮し、建設機械やプラント設備、ステンレス鋼加工などの厚板用途を想定する。加工可能な板材サイズは、装置仕様に応じて3×1.5mから最大8×2.5mまで対応する。鉄鋼サービスセンター、防衛、インフラ関連などの用途も挙げている。
また、装置内部には複数のカメラを搭載し、機内全体や切断工程、パレットチェンジャーの状態を監視できる。ライブ映像は遠隔地から確認でき、トラブル発生時の原因把握や対応を支援する。操作盤上では他の装置の映像や稼働データも確認でき、複数設備の状態、残り加工時間、発生中のイベントなどを一元的に把握できる。
稼働状況を詳細に分析するレポート機能も備え、設備の運用状況や可用性、生産性の改善につなげる。同社は同機を独ハノーバーで開催されるEuroBLECH 2026で市場投入発表され、2027年4月には同社展示会「INTECH」でも公開する予定である。





