日亜化学、植物育成用LEDで園芸売り場の商品ロス削減・売上増を確認 

日亜化学工業は、植物育成用LED「Hortisolis™」を搭載した照明を園芸売り場に設置して実証試験を行ない、植物の廃棄削減と売上向上を確認した(ニュースリリース)。

小売店の園芸売り場では、自然光が十分に得られないことから、植物の品質低下や廃棄が課題となっている。特にショッピングモール内の店舗では、多様な植物を限られた光環境の中で管理する必要があり、品質を維持しながら販売することが容易ではない。

そこで今回、植物育成に適した波長を含む当社のHortisolisTMとブラジルの植物育成用照明メーカーLEDs-up社の技術を組み合わせ、植物育成と店舗照明としての使いやすさを両立したフルスペクトルの照明環境を構築し、売り場の改善を図った。

(写真)ブラジル・Cobasi店舗の園芸売り場

ブラジルの大手ペット・ガーデン小売チェーンCobasiでの45日間の実証試験の結果、植物の品質低下による廃棄はほぼゼロまで低減された。また、葉の張りや色彩など植物の品質・活力が維持され、一部の植物では売り場での陳列中にも成長が確認された。これらの効果により、売上の増加も確認されたという。

HortisolisTMはこれまで主に植物工場向けの植物育成用LEDとして活用されてきたが、今回の実証により、園芸売り場向け照明としての新たな可能性が示された。

HortisolisTMは、従来の紫色がかった光の植物育成用照明とは異なり、白色に近い自然な光を特長としている。そのため、植物の色や状態を確認しやすく、売り場照明にも適している。また、植物の種類によって生育に適した光は異なるため、多様な植物を扱う園芸売り場では幅広い植物に対応できる光が求められます。今回採用されたHortisolisTMは、こうしたニーズにも対応している。

今回の実証により、HortisolisTMは園芸売り場においても、植物の品質維持や廃棄削減、売上向上に効果を発揮できることが確認された。当社は今後も、持続可能な社会の実現に貢献できる製品開発を進めていくとしている。

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