AkiTechLEOは,リトアニアLitilitのフェムト秒レーザーの取扱いを再度行なうと発表した(製品ページ)。
2021年6月まで同社で取り扱っていたItegrated Fiber OpticsがLitilitに社名変更以来,同社ではオシレータのみの販売を行なっていたが,2024年4月1日より再度代理店として,アンプ含む全製品の取り扱いを再開した。
Litilitは日本国内への直接販売と並行して代理店経由での販売を行なうことで,日本のフェムト秒マーケットへシステムの低価格化と産業へのライン導入をさらに推し進め,今まで製造コスト上の問題で採用できなかった製造用途への販売路線を拡大する。
その価格は,一般的に販売されているフェムト秒のシステムと比較して,単体導入でも60~70%程度の価格であり,また10台以上のOEMでは1500万円以下(為替による)も十分対応できるという。
また,特許取得の空冷型だが,フェムト秒が最も苦手としている外部温度変化にも対応できる構成となっており,常に安定な加工製造が可能な光源だとしている。