エドモンド・オプティクス・ジャパンは,「較正済みコンパクトスペクトロメーター」の販売を開始したと発表した(製品ページ)。
この製品は,32x32x21.3mmの小型軽量のフォームファクターを採用し,容易なシステム実装やポスト接続用のM4タップ穴を介したスタンドアローン型ベンチトップ構成用にデザインしたという。
従来のスペクトロメータ―とは異なり,グレーティングやプリズム,あるいは可動部のない新種のマッハツェンダー相当の結晶アレイを利用してインターフェログラムを作り,フーリエ変換で低ノイズスペクトルを生成するとしている。
450~850nmの波長域に対応し,化学分析や比色分析など,可視~近赤外(NIR)波長域での分光アプリケーションでの使用に最適だという。