ニコンイメージングジャパンは,小型・軽量ボディーで,高い操作性を実現した,ゴルフ用レーザー距離計「COOLSHOT 20i GIII」を発売する(ニュースリリース)。2024年4月19日に発売予定。オープン価格。
この製品は,目標物に赤外線レーザーを照射し,反射して戻ってくる時間をもとに目標物までの距離を瞬時に測定する。使用するべきゴルフクラブの選択を容易にし,プレーに集中することができる。
目標物であるピンフラッグと奥の林が重なりあう場面でも,手前のピンフラッグまでの距離を背景の林と間違えることなく計測できる「LOCKED ON QUAKE」機能を搭載。距離を測定すると,本体が振動して,手前のピンフラッグを測定したことを知らせる。
また,全長91mmのコンパクトボティーで,ポケットに収まるサイズとなっている。質量は,ラウンド中もプレーの邪魔になりにくい約130g(電池を除く)を実現した。
さらに,「Gモード(加減算距離&直線距離)」と「Dモード(直線距離)」の2つの測定モードは,製品上部の「MODEボタン」を押すだけで簡単に切り替えが可能。
「ID TECHNOLOGY」の搭載により,「Gモード」設定時には,高低差をふまえた距離の目安(加減算距離=水平距離±高さ)を表示可能。距離感のつかみにくい打ち上げや打ち下ろしのショットでのクラブ選択をサポートする。また,「Dモード」は競技大会でも使えるという。
その他の機能・仕様は以下の通り。
・5-730m/6-800yd.までの測定が可能
・近くの目標物の距離を優先的に表示する「近距離優先アルゴリズム」
・「連続測定」と「単発測定」の2種類の測定機能を搭載
・ボタンを押し続ければ最大約8秒間の連続測距が可能な「連続測定」機能
・測定エラー時に測定結果が得られるまで最大約4秒間自動で連続測距ができる「単発測定」機能
・明るくクリアな視界を実現する,多層膜コーティングを施した6倍のファインダー
・メガネを掛けたままでも見やすいロングアイレリーフ
・雨に濡れても安心の生活防水構造