santecは,高出力レーザー向けLCOS型空間光変調器「SLM-300」の産業分野における応用展開を目指し,この製品を小型化・低価格化した機器組み込み用モデル「SLM-30」の販売を5月31日より開始した(ニュースリリース)。
LCOS及び放熱構造を最適化する独自技術により,同社従来比100倍の200Wクラスの高出力レーザーに対応する。また,LCOSヘッドには冷却性能の高い水冷ヒートシンクを採用した。
波長帯は532nm帯,800nm帯,1064nm帯の3種類に対応。これにより,主だった波長帯の高出力レーザーを用いた,レーザー加工,3Dプリンター,IC用レーザートリミングなどの加工効率や精度向上に貢献できるとしている。