ams OSRAM,産業用LiDAR向けLDを発表

ams OSRAMは,産業オートメーション,測量,視認性が低い場所での交通監視などのアプリケーションに適した端面発光パルスレーザー「SPL TL90AT03」の販売を開始した(産業用LiDAR製品ページ)。

LiDARは自動運転の中核的な技術の1つだが,自動車産業以外の分野でも,周囲の環境を3次元的に検出する技術の需要は数多くあるという。

この製品は,5~100ナノ秒の短いレーザーパルス向けに特別に開発された。20Aの順方向電流で110µmの開口部から65Wの光出力を達成しており,これは約34%という優れた効率に相当する。実績のある堅牢な「TO56MetalCanパッケージ」に収められる。

また,この製品はLiDARアプリケーション向けに確立された波長905nmの光を照射するが,コンパクトなサイズを生かし,その他のさまざまな用途での活用にも期待されているとしている。

もう1つの利点は,発光幅(部品から光が出る範囲)が特に狭いことだとし,これによりコンパクトな光学系を使用することができ,システム全体のサイズを縮小することが可能。なお,この製品は「SPL UL90AT03」として,異なるピンアサインの製品も同時にリリースされているという。

キーワード:

関連記事

  • 【解説】半導体を支える「光」 熊本県立大の新学部から見る半導体とフォトニクスの接点

     熊本県立大学は2026年9月1日、文部科学大臣から「半導体学部半導体学科」の設置認可を受けた(ニュースリリース)。2027年4月に開設し、1学年60人、教員16人体制で半導体分野の人材育成に取り組む。  「半導体学部」…

    2026.09.23
  • 【解説】光技術はこれからの安全保障をどう支えるのか

    防衛省は、令和8年版防衛白書を公表した(ニュースリリース)。今回の白書は「未来につながる安全保障」をテーマに、日本を取り巻く安全保障環境を分析するとともに、防衛力を支える技術力や産業基盤の重要性を取り上げている。 防衛白…

    2026.08.05
  • Orbital Lasers、宇宙用レーザー技術を活用した衛星LiDAR事業を紹介【光・レーザー関西2026】

    特別企画「航空・宇宙×光」ゾーンに出展しているOrbital Lasersは、宇宙用レーザー技術を活用したスペースデブリ(宇宙ごみ)除去と、衛星LiDARによる地球観測の取り組みを紹介している。 同社の技術開発は、スカパ…

    2026.07.16
  • 弘前大など、UAV LiDARで地すべりの地下構造を推定

    弘前大学は、ドローン搭載レーザー計測(UAV LiDAR)で取得した地表面データから、地すべりの地下にある「すべり面」の形状を推定する新たな技術を開発したと発表した(ニュースリリース)。 図 ドローン×3D解析による、す…

    2026.06.23
  • 浜松ホトニクス、世界最高クラスの2.0kWレーザーダイオードバーを開発

    浜松ホトニクスは、幅1cmのレーザーダイオード(LD)バーから室温で2.0kWの擬似連続波(QCW)出力を実現したと発表した(ニュースリリース)。同社によると、これは世界最高クラスの出力記録となるとしている。 LDバーは…

    2026.06.12

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア