NECは,北海道と秋田県を結ぶ光海底ケーブル敷設プロジェクトのシステム供給契約を締結したと発表した(ニュースリリース)。
このケーブルは総距離が約770kmで,最新の光波長多重伝送方式を採用することにより160Tb/s以上の設計容量となる。
このケーブルにより,生活や産業など様々な場面での5Gの普及にともなうデータ通信需要の拡大に対応するとともに,ネットワークの冗長性の確保による高信頼な通信の実現に寄与するとしている。
この海底ケーブルはNEC子会社のOCC,海底中継器はNECプラットフォームズで製造する。なお,契約先はNTTコミュニケーションズ,KDDI,ソフトバンク,楽天モバイルの4社。完成予定は2023年末となっている。