スタンレーら,コロナ不活化論文が学術誌に掲載

スタンレー電気は,同社が生産販売する深紫外LED(波長265nm)について,その評価試験結果が学会専門誌Journal of Photochemistry and Photobiologyに論文発表されたと発表した(ニュースリリース)。

同社は既に山口大学との共同で行なった評価試験結果により,新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の不活化に対する高い有効性を確認している。今回の論文の概要は以下の通り。

「現在は,波長254nmを放射する低圧水銀ランプが,微生物の除菌に対応する紫外線光源として広く使用されているが,水銀を含有している為環境問題に懸念がある。従い,UV-LED光源は,低圧水銀ランプの代替品として,実用化される可能性が高い」

「この研究では,コロナウイルス2(SARS-CoV-2)を不活化する為に,254nm及び280nmの紫外光照射と比較し,265nm紫外光照射の有効性を評価した。265nmの深紫外線発光ダイオード(DUV-LED)からの照射により,SARS-CoV-2は254nmのUV冷陰極ランプと同等のレベル,280nmのDUV-LEDより高いレベルで,効率的に不活化された」

なお,論文全文はこちらで読むことができる。

 

その他関連ニュース

  • エーシック,超小型深紫外LEDモジュールを開発 2021年09月09日
  • スタンレー,深紫外LED搭載空気除菌脱臭機発売 2021年08月23日
  • ITA,発熱者用サーモグラフィ運用ガイドを発行 2021年08月19日
  • 電通大,安価で粗悪なCO2センサの識別法を提案 2021年08月17日
  • 東大ら,コロナ変異株も不活化する光触媒を開発 2021年07月15日
  • 東芝,ウイルス抑制・除菌脱臭光触媒装置を発売 2021年07月08日
  • 広島大,コロナ変異株に222nmの有効性を確認 2021年07月06日
  • 理研ら,深紫外線によるコロナ不活化の原因を解明 2021年07月06日