OKIら,東海でATM非接触パネルの実証実験を開始

著者: sugi

OKIは,百五銀行と,画面に触れることなくタッチパネルを操作することができる「ハイジニック タッチパネル」を使ったATMの実証実験を開始した(ニュースリリース)。

このタッチパネルを使ったATMの実証実験は,東海地区では初。このタッチパネルは,従来,画面に指を触れていたタッチパネル操作を,非接触で行なえるようにしたもの。ATMの操作画面に実装した特殊なタッチセンサーにより,利用者は画面の数cm上に指をかざすことで操作ができるため,画面に触れることなく取引をすることが可能になる。

百五銀行の新型コロナウイルス感染拡大防止への取り組みの一環として,12月2日から12月18日まで,同行本店営業部のATMコーナーにこのタッチパネルを使ったATMを設置し,操作感や取引ボタンの選択のしやすさ,非接触操作へのニーズなどを来店者にヒヤリングして確認する。OKIは実証実験の結果をふまえてこのパネルの操作性をさらに向上させ,商品化を進めていくとしている。

OKIは操作画面を介した感染を予防する取り組みとして,タッチパネルの開発のほか,各種セルフサービス端末のタッチパネルへの抗菌シートの貼り付けも行なっている。金融機関以外にも,流通・小売・飲食業界や医療業界など,セルフサービス端末を導入しているさまざまな業界・分野にこうした取り組みを拡大するとしている。

キーワード:

関連記事

  • 徳島大ら,水銀フリープラズマ方式遠紫外線光源開発

    徳島大学と紫光技研は,水銀フリーで,生体への安全性と殺菌効果を両立したプラズマ方式遠紫外線(far-UVC)光源を開発し,その殺菌及びウイルス不活化効果を実証した(ニュースリリース)。 光波長200~230nmのfar-…

    2025.06.25
  • NICTら,深紫外LEDで鉄道車両を省電力で空気殺菌

    情報通信研究機構(NICT)と旭化成は,発光波長265nm帯の高強度深紫外LEDを搭載した鉄道車両用空気殺菌モジュールを開発し,静岡鉄道の実運行中の鉄道車両内への搭載を実証した(ニュースリリース)。 深紫外線による殺菌応…

    2025.02.14
  • 東北大ら,ウイルスの感染力を蛍光で簡便・迅速評価

    東北大学と名古屋大学は,エンベロープウイルス粒子の脂質膜に結合し蛍光応答を示す分子プローブ(M2-NR)の開発に成功した(ニュースリリース)。 ウイルス解析には,一般には抗体法とPCR法があるが,いずれもウイルス粒子構造…

    2025.01.28
  • 岡山大,テラヘルツ顕微鏡でコロナのタンパク質検出

    岡山大学の研究グループは,テラヘルツ波ケミカル顕微鏡を用いた微量検体中の新型コロナウイルス内に存在するNタンパク質の高感度検出に成功した(ニュースリリース)。 新型コロナウイルスの拡大では,感染者を特定するためにPCR検…

    2025.01.07
  • 農工大,光学顕微鏡で非接触に高分子濃度の分布測定

    東京農工大学の研究グループは,光学顕微鏡の微分干渉法を用いて,蒸発途中の水溶液内での高分子濃度の分布を測定することに成功した(ニュースリリース)。 高分子を溶解させた溶液を塗布し乾燥させて薄膜を作製する手法は,ものづくり…

    2024.12.12
  • 農工大,ナノ結晶と偏光で非接触の応力測定に成功

    東京農工大学の研究グループは,微量のナノ結晶を流体に添加し,流れによる偏光変調を安定させることで,非接触(リモート)で流体の内部応力を正確に測定する新しい手法を開発した(ニュースリリース)。 血液などの流れは様々な要素が…

    2024.08.07
  • 公大,光濃縮技術により正確なウイルス計測を可能に

    大阪公立大学の研究グループは,抗原抗体反応を検出原理とする検査手法であるイムノアッセイに,光濃縮技術を取り入れた光誘導イムノアッセイ技術を新たに開発した(ニュースリリース)。 新型コロナウイルスやノロウイルスなど,ウイル…

    2024.06.28
  • 理研ら,波長228nmの遠紫外LEDで高効率動作を実現

    理化学研究所(理研),日本タングステン,埼玉大学は,人への安全性とウイルス不活化の効果がいずれも高い波長228nmのfar-UVC(遠紫外)LEDの高効率動作に成功した(ニュースリリース)。 波長が220~230nmのf…

    2024.06.20

新着ニュース

人気記事

新着記事

  • オプトキャリア