レーザー切断,溶接およびベンディング機の製造販売を行なう中国佛山激光技術有限公司(グローバルブランド=HSG Laser)は4月3日,日本法人を千葉市内に設立した(同社HP)。
HSG中国本社社長の常勇氏は「日本法人は市場調査をはじめ,製品,技術開発が主な役割です。既存の概念に囚われず,新しい価値観を育める将来の製品作りと技術開発に取り組ませるつもりです。奇しくも,新型コロナによる世界的経済危機の真只中の設立となりました。当然のことながら,この事実は制御できるものではございませんでした。」
「我々は,この状況を前向きに捉えるつもりです。この危機後に,われわれの市場にも訪れる新しいグローバルな産業構造を注視し,日本市場に貢献できる組織作りにいい機会であると考えております。また,既存の装置メーカと無駄な競争をせず,共存できる製品体制作りを探ることも考えております。」と豊富を語った。
同社は中国本土のみならず欧州,東南アジア,インド,中東地域で販売台数を増やしており,2019年には2500台を達成,2020年には3000台と,業界一の出荷量を見込んでいる。
新設した日本法人の住所は以下の通り。
〒261-0023
千葉県千葉市美浜区中瀬1-6 M-Bay Point 503-4
電話:043-306-5455