SP,多光子イメージング用レーザーを発表

米スペクトラ・フィジックス(SP)は,広帯域超短パルスレーザープラットフォーム「InSight® X3+」を発表した(ニュースリリース)。

第4世代となるこの製品は,より明るく深いイメージングを目指し,バイオイメージングで必要とされる波長を前世代より50%アップした。実績のあるInSightレーザープラットフォームで構築されており,神経科学,光遺伝学,免疫学,その他の生命科学の研究における高度な多光子イメージングに適している。

長波長での高いピーク出力により,生体組織のディープイメージングを可能にし,神経科学やその他の分野における重要かつ困難な研究課題を解決する。900nmで3W以上,1000nmで2.7W以上,1100nmで2.4Wを超える出力を提供。

同期された,第2の1045nmのビームは出力3.5Wを超えて出力され,2次および3次高調波生成(SHGおよびTHG),2波長イメージング,光遺伝学光刺激,コヒーレント反ストークスラマン散乱(CARS)および誘導ラマン散乱(SRS)イメージングに適しているという。

完全自動化によるシームレスな波長可変が可能なシステムであり,緑色蛍光タンパク質(GFP)から最長波長で励起する最新の遠赤色蛍光体まで,あらゆる波長の蛍光体を励起するとしている。

この製品の主な特長は以下の通り。
・業界のチューニング範囲全体にわたる高出力,多光子イメージング波長で最高のパワー900~1300nm
・市場で最大の設置ベースで実証済みのフィールド,数百の査読済み論文や記事,デモの高信頼性
・最大の柔軟性を実現する幅広いチューニング範囲(680~1300nm)
・2波長同時発振(680~1300nm,1045nm)によるマルチモーダルイメージングに対応
・高ピークパワーで蛍光強度を最大限にするDeepSee(群速度分散補正機構)搭載
・統合されたDeepSeeにより,サンプル部で短パルス化
・多光子イメージングに最適化された理想的なビーム特性

この製品の主なアプリケーションは以下の通り。
・多光子顕微鏡
・二光子励起蛍光(TPEF)
・CARS,SHG,THG,SRSを含むマルチモーダルイメージング
・オプトジェネティクス(光遺伝学)
・時間分解フォトルミネッセンス
・非線形光学
・表面SHG
・テラヘルツイメージング
・半導体計測

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