フォトテクニカは,伊LEOS製の「チューナブルLD Laser IDEA」と「CW共振周波数コンバータ(波⻑変換)Rondo」の販売を開始した(ニュースリリース)。
LEOSは⼲渉フィルターを基本とした波⻑変換技術と原⼦時計の理念を,堅牢な積層モノリシック空洞設計の筐体内に構築して,最新のチューナブルLDレーザーやCW共振周波数・波⻑コンバータを提供している。その他テーパーアンプ/ファイバーアンプもあるという。
「チューナブルLD Laser IDEA」
積層モノリシック空洞設計の筐体により,⾳響ノイズの影響を受けず環境に左右されず,操作も簡単で⾼スペクトル純度の光源が広帯域で得られるので,⾼解像度分光等に最適となる。
主な特長は以下の通り。
・狭いライン線幅:<100kHz
・波長チューニングレンジ:630~1400nm
・最大出力:100mW
・空間出力とファイバー出力
「CW共振周波数コンバータ(波⻑変換) Rondo」
Hänsch-Couillaud周波数安定化法を採⽤しており,基本波の位相変調無しで⾼スペクトル純度の波⻑変換可能。またレーザー基本波⻑の第2,第3,第4 ⾼調波を発⽣させることも可能という。
主な特長は以下の通り。
・変換効率:70%
・ロック帯域幅:>50kHz
・広い波長変換レンジ:205~1600nm
・最大変換出力:20W
応用については以下の通り。
レーザー冷却・レーザートラッピング,高解像度分光法,量子縮退ガス,量子光学,原子時計・計量学,干渉計