SEMIは,11月12日(米国時間),2019年第3四半期(歴年)の世界シリコンウエハー出荷面積が4四半期連続で減少し,2019年第2四半期の29億8,300万平方インチと比べて1.7%減少,29億3,200万平方インチとなったことを発表した(ニュースリリース)。
これは前年同期比で9.9%の減少となる。継続している地政学的な緊張と全体的な景気減速が,今年のシリコン需要にマイナスの影響を与えているという。
この発表で用いている数値は,ウエハーメーカーよりエンドユーザーに出荷された,バージンテストウエハー,エピタキシャルウエハーを含むポリッシュドウエハーと,ノンポリッシュドウエハーを集計したもの。
■ 半導体用シリコンウエハー* 出荷面積動向 (百万平方インチ)
四半期 | 2018年 第1四半期 |
2018年 第2四半期 |
2018年 第3四半期 |
2018年 第4四半期 |
2019年 第1四半期 |
2019年 第2四半期 |
2019年 第3四半期 |
出荷面積 | 3,084 | 3,160 | 3,255 | 3,234 | 3,051 | 2,983 | 2,932 |
(出展:SEMI 2019年11月)
* 半導体用のシリコン以外は含まず