santec,廉価版の波長可変光源を発表

santecは,高出力化を実現させた廉価版波長可変光源「TSL-350」を発表した(ニュースリリース)。受注開始は2019年10月1日,価格は200万円から。

この製品は,レーザー共振器を最適化し,連続(CW)発振でピークパワー16dBm以上(全域13dBm以上)と,従来比2倍の高出力を実現する。

またこの製品は,同社の「TSL-550」の廉価版モデルにあたり,1260-1620nmの広範囲から最大100nmを選択可能で,モードホップフリー/シングルモード発振,波長掃引機能,Fine tuning機能,フィードバック制御によるパワー可変機能等の基本性能を備える。光通信の光部品評価現場,R&Dなど様々なアプリケーションに適しているという。

その他関連ニュース

  • 高知工科大ら,高機能な有機単結晶レーザーを実現 2025年02月19日
  • スペクトロニクス,4.8億円を資金調達 2025年02月05日
  • X-Rite,LED照明向けカラー評価用標準光源を発売 2025年01月08日
  • 筑波大ら,プリンターでレーザーディスプレーを作製 2024年12月20日
  • AkiTechLEO,Litilitのフェムト秒レーザー販売再開 2024年12月20日
  • 京大,フォトニック結晶レーザーの総説論文を発表 2024年12月18日
  • 農工大ら,グラフェンから波長可変な赤外発光を観測 2024年11月15日
  • 阪大,青色波長可変半導体レーザーを実現 2024年11月11日