KDDI,AIによるクライミング分析システムを開発

KDDIとKDDI総合研究所は,2019年8月17日の国際スポーツクライミング連盟が主催する「IFSC世界選手権2019八王子」スピード決勝戦において,KDDI総合研究所の技術「スポーツ行動認識AI」を活用したクライミング分析システムを提供した(ニュースリリース)。

このシステムは,単眼のカメラ映像から骨格などの動きを捉え,選手の姿勢,移動軌跡や移動速度をリアルタイムに認識する「スポーツ行動認識AI」を活用したシステム。画像認識により出場選手の競技記録を計測し,世界記録バーとともに,リプレイ動画として会場に設置している大型ディスプレーに表示する。

同社はこのシステムにより,壁をいかに早く駆け登れるかを競うスピードクライミングを大型スクリーンで世界記録と比較しながら応援することが可能となり,より迫力のある新たな観戦体験とともに,大会を盛り上げるとしている。

その他関連ニュース

  • 産総研,画像基盤モデルで膀胱内視鏡診断支援AI開発 2024年07月16日
  • 九大ら,世界のラボを結んで有機レーザー材料を発見
    九大ら,世界のラボを結んで有機レーザー材料を発見 2024年05月17日
  • NVIDIA,計算機リソグラフィを生成AIで大幅高速化 2024年03月21日
  • 東京インスツルメンツ,染色体分析システムを発売
    東京インスツルメンツ,染色体分析システムを発売 2024年03月05日
  • 東北大,AI画像診断の医学的な妥当性に疑義 2024年02月28日
  • SCREEN,基板向けAI検査計測ソリューションを設立 2024年01月29日
  • 阪大ら,希少行動を撮るバイオロギングデバイス開発 2024年01月19日
  • 岐阜大,少データで高度判定する外観検査AIを開発 2023年12月25日