プレサイスゲージ,高出力光ビーム放射角分布測定装置を発売

著者: 編集部


プレサイスゲージは,KW級光ビームの放射角分布もダイレクトに測定する高出力光ビーム放射角分布測定装置「LADA-0101」の販売を開始した(会社HP)。

高出力のレーザーダイオード,光ファイバー,蛍光体などの配光分布を精密に測定するために開発された。光源に正対配置された光検出部を被測定光源の出射端から60cmの距離で±60゜振子走査し,更にその振子走査機構全体を光軸を中心に一定の角度ステップで180゜回転させることにより,極座標球面上の強度分布を測定する。

測定波長域は検出部のセンサー交換により,UVから遠赤外まであらゆる波長の測定に対応できる。また,使用するセンサーの面積が大きいため測定強度のダイナミックレンジは1:100,000以上が可能となる。振子走査の半径は約60cmと大きく,モードノイズや光源サイズによる影響を受けない高精度なデータ取得を実現。F/θレンズを使用しないため図形歪みもない。

ビーム測定部は光学暗箱に収納されており測定中に光ビームが外部に漏れることはない。また,暗箱内はハイパワーの光にさらされるが暗箱内は耐熱塗装された光吸収構造を設けており,光散乱を抑えると共に廃熱を行なうという。

この製品の主な特長は以下の通り。
・メカニカル走査のため,最大±60°の広角度測定が可能
・<1WからKWクラスの高出力レーザーまで広範囲のビーム測定に対応
・発光面積の大きな発光体の配光分布も測定可能
・ファイバーの測定時にはファイバーを固定して測定可能
・測定半径が約60cmと大きく,高精度の測定が可能
・センサーの選択/交換だけでUVから遠赤外まで対応可能
・センサーの面積が大きくダイナミックレンジは1:100,000以上が可能
・ビーム測定部は遮光暗箱に収納され安全
・測定時間は±60°スキャン,10゜STEP360゜測定時で約36秒

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