フォトテクニカ,小型Qスイッチピコ秒レーザーを発売

フォトテクニカは,リトアニアQS LASER製ダイオード励起小型パッシブQスイッチピコ秒レーザー「MPL1310-FC」「MPL1510-FC」の販売を開始した(ニュースリリース)。

「MPL1310-FC」は, 高繰返しで高ピークパワーが得られ,温度的・機械的に安定した高品質ビーム出力が得られる超小型ハンドヘルド空冷OEM型。

「MPL1310-FC」「MPL1510-FC」は,基本波長1064nmだが,1342/671/447nm等の波長を提供することも可能で,理科学研究・機器製造,バイオメディカル実験,精密計測,レーダー通信,材料加工,プロセスコントロール,オンライン受信,調査機器等,多くの分野の幅広い用途で使用できるとしている。

この製品の特長は以下の通り。
・最大パルスエネルギー:1mJ@1064nm,100Hz
・パルス幅:<350ps/<600ps
・最大ピークパワー:2.8MW
・繰返し周波数:1~100Hz可変
・高調波オプション:532/355/266nm
・LIBS,汚染監視,レーザー着火,DNA分析等に使用可能

その他関連ニュース

  • 公大ら,皮膚治療用ピコ秒レーザーの照射指標を開発 2024年03月22日
  • 京大ら,高出力狭線幅フォトニック結晶レーザー実現 2024年02月28日
  • 理研,シングルサイクルレーザー光をTW級に増幅 2023年12月20日
  • 【光フェア】メンロー,ファイバーレーザーを紹介 2023年11月09日
  • 阪大ら,2光子衝突による電子・陽電子対生成を発見 2023年08月21日
  • フォトテクニカ,超短パルス生成モジュールを発売 2023年07月31日
  • ウシオの700nm帯LD,Innovation Award受賞 2023年07月03日
  • SP,アト秒科学向け新技術を発表 2023年06月29日