コーニング,AR用300mm高屈折率ガラスウエハーを発表

米コーニングは,拡張現実(AR)デバイスメーカー向けに最適化した300mm径ガラスウエハーを開発したことを発表した(ニュースリリース)。

この製品は,複数の屈折率を用意し,現行製品の中で最大サイズの高屈折率ガラスとなる。同社はこれまで,半導体業界向けに最適化した300mm径ガラスウエハーを供給してきた。

今回,最大フォームファクタの高屈折率ガラスを発売することで,半導体業界同様,AR業界の顧客にとっても製造コスト削減につながることが見込まれるという。同社は,今年一杯,この製品の生産量を増やしていく予定としている。

その他関連ニュース

  • 東北大ら,屈折率がSiの約1.5倍の近赤外線材料を発見 2024年10月17日
  • TDK,可視光フルカラーレーザー制御デバイスを開発 2024年10月09日
  • ソニー,業界最小のOLEDマイクロディスプレー開発 2024年09月24日
  • 産総研ら,半導体のプラズマ加工ダメージを定量評価 2024年08月29日
  • Neg,ナトリウムイオン二次電池のサンプル出荷開始 2024年08月21日
  • 京大ら,ガラスに潜む秩序を抽出して可視化に成功 2024年07月29日
  • 東北大,易加工性メタマテリアルの屈折率を向上 2024年07月22日
  • NSGと松竹,透明LEDビジョンの試験放映を開始 2024年07月17日