米コーニングは,拡張現実(AR)デバイスメーカー向けに最適化した300mm径ガラスウエハーを開発したことを発表した(ニュースリリース)。
この製品は,複数の屈折率を用意し,現行製品の中で最大サイズの高屈折率ガラスとなる。同社はこれまで,半導体業界向けに最適化した300mm径ガラスウエハーを供給してきた。
今回,最大フォームファクタの高屈折率ガラスを発売することで,半導体業界同様,AR業界の顧客にとっても製造コスト削減につながることが見込まれるという。同社は,今年一杯,この製品の生産量を増やしていく予定としている。