オリンパスのグループ会社である長野オリンパス製造1部技能道場長の藤原政治氏が,平成30年度秋の褒章において,「黄綬褒章」を受章することとなった(ニュースリリース)。伝達式は11月14日に行なわれる予定。
黄綬褒章は,農業,商業,工業等の業務に精励し,他の模範となるような技術や事績を有する個人に授与される。同氏は,長年カメラ,内視鏡,顕微鏡および医療機器の金属加工業務に従事してきた。
今回,医師のニーズに応える手術用顕微鏡のキーパーツ・ヘリコイドという手術用顕微鏡のピント合わせを行なうための部品の加工法開発,2μm以下の微細な加工が必要な生物用顕微鏡の高精度対物レンズ部品の加工法の確立,技能を生かした後進育成と社会貢献活動の3点が高く評価され,受章となった。